うえこみ春日井小牧 : 春日井小牧フォーラム - 家庭でできる小学生の英語

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春日井小牧フォーラム - 家庭でできる小学生の英語

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投稿者 スレッド
21onnet
投稿日時: 2007/5/12 16:32
常連さん
登録日: 2005/12/10
居住地:
投稿: 44
家庭でできる小学生の英語
21onnet@heart.email.ne.jp
現在、園児や、小学生の御子さんをお持ちのお母さん達で、我が子に、何等かの英語教育を取り入れている方は、多数おられると思います。
 その場合、児童英語教室に通わせたり、英語教材を買い揃え、家庭での学習に力を入れているケースがほとんどでしょう。
 学校(園)生活で殆んど英語しか使わない、いわゆる英語イマージョン教育校(園)を利用しているケースも、ほんの極少数、あるかもしれませんが、この場合は、そのような施設の絶対数が少なく、また、多大な費用がかかります。

 ところで、いずれにしろ、親子共々の、この様な努力の結果の検証は、いったいどうなっているのでしょうか?
 毎年、100万人を超える子供達が、こうした早期英語教育を実践し、やがて、この子達が、中学・高校を卒業する段階で、どの程度の英語力を修得しているのか、今一度、考えてみる必要があります。

 一つの例として、2006年度の英検受験結果からみてみましょう。

 中学生?約 1207000人   高校生?約 705000人   合計 191万人(年3回) が受験しています。(重複あり)

 この内、2級以上の合格者は、中学生?5089人   高校生?42016人   合計 47105人 です。
 
 ついでに、中学生数、高校生数 の合計は、約 730万人 ですから、この子達の多くが、幼児・小学生の頃から、何等かの形で、英語学習に触れながら、また、中学・高校で、6年間も正規の授業として英語を学習しながら、英検2級以上の子は、毎年5万人弱しか、いないのが現実です。

 さらに、これが、準1級以上となると、2686人 と激減します。 120万人の同年に生まれた者の中で、本当の意味での英語力の下地を備えて、社会に出て行くのは、3000人にも満たないのです。

 この結果を冷静に見つめて、お母さん方、我が子の英語教育を考えて下さい。 早期英語を始めてみても、有名ブランドの英語教室に通わせてみても、ネイティブのインストラクタ?に、レッスンをつけてもらっても、結果としての数字は、上に挙げた通りです。

 お母さん達は、なにも、我が子に、幼児英語ができるのを願って、尽力している訳ではないでしょう。 目標は、その子が、成人し、社会に出てから、十分な力を発揮することを願っての努力だと思います。
 であるなら、まず、10年先の目標を立てて、毎年々、その進度を確認し、その時期に適した子供の英語学習を進める必要があります。
 しかし、一般的に、10年もの長期展望に立って、カリキュラムを組んでいる教室は、殆んど皆無でしょう。 だから、英語教室や、先生に責任を求める事は、できません。 あくまでも、自己責任です。お母さんしか、その管理はできないのですから。

 本当に、我が子に、将来に繋がる確かな英語力を学ばせたいと願うなら、家庭で責任を持つ以外にないと、覚悟して下さい。
 その子の将来の英語力に対して、如何なる教室も、学校も、先生も、誰も責任は、取ってくれません。 例え、何年通い続けたところで、結果に対しては、自己責任と考えましょう。

 さ?、これから、10年、あるいは、15年、我が子への英語教育、どう進めて行きましょうか?
 一緒に、考えてみませんか?

 御意見、御質問、お待ちします。  21 ON NET 
21onnet
投稿日時: 2007/5/13 14:18
常連さん
登録日: 2005/12/10
居住地:
投稿: 44
Re: 家庭でできる小学生の英語
21onnet@heart.email.ne.jp

R君の英検3級チャレンジ
現在5年生のR君は、去年の6月に、4級に合格しました。さらに1年前に5級合格ですから、これまでは、順調に毎年グレイドアップできています。
 今年は、10月に3級チャレンジします。 4ヶ月の時間的余裕を、当初から設定しました。 必要な単語の数、ドリル問題の消化などに、時間が必要と判断したからです。

 R君が始めて英語を学び始めたのは、小学校1年生の3学期からです。 えいごリアンゲームをメインにした、パソコン教材で始めました。 5級チャレンジでは、ほぼ、このゲーム中心で、試験の3ヶ月前から、英検過去問題や、中1の総復習ドリルなどに取り組みました。 過去問題では、リスニングで70%くらいでき、筆記は60%前後でした。 そして、3年生の6月の試験で5級合格です。

 現在は、ゲームは終了して、Voice of America のネット教材を聞き、中1年、2年、3年のそれぞれのドリル問題に取り組んでいます。 今月からは、3級過去問題にも取り組みます。

 また、特別に、不規則動詞100語を覚えるために、毎日、5つ 書き取り練習と発音練習をしています。これには、タイピング教材も利用しています。

 このままのペースで進めば、10月には、無理なく合格できると思います。 筆記に合格してから、面接の練習でも良いのですが、R君が望めば、夏休みに2、3回 取り組むことも考えています。

R君は、今まで、どこの英語教室にも通った経験は、ありません。 学校や、居住している地理的な問題もあって、家庭が、英語勉強の中心です。 4年生までは、月1回程度、総合学習の時間で、外国人語学補助教師が、英語を教えましたが、殆んど、学習内容の進展は、ありません。 5年生からは、週1回に増え、その内、月3回は、担任教師による英語授業です(岐阜市は、英語特区に認定されている)。

R君を直接指導しているのは、お母さんで、中学程度の英語は、教えられます。週1、2回は、ドリル問題などを見ておられるようです。 でも、これは、今、殆んどのお母さんができる事だと思います。 ただ、系統的に、カリキュラムを作成したり、弱点の分析、強化の方法などが、不安であって、この点を、私達が指示し、補っています。

気が早いかもしれませんが、予定通り3級に合格したら、次の準2級を、小学生の内に、パスしてくれることを期待します。

小学生の家庭での学習方法について、御質問、御意見など、御願いします。メールも利用して下さい。
21onnet
投稿日時: 2007/5/15 16:26
常連さん
登録日: 2005/12/10
居住地:
投稿: 44
Re: 家庭でできる小学生の英語
21onnet@heart.email.ne.jp

継続学習を可能にする方法

  実用英語力の下地としては、英検準1級以上の力を基準にすべきでしょうが、単語数で考えるなら、1万語以上を目安にします。
 イーオンの英語サイト(ペラペラ)で、単語10000語名人 がありますが、100語づつ、100段 まで昇進して、ゴールです(文字のみで音は無し)。 やってみると、毎日々、時間もかかって、かなりハードなものでした。
 小学生なら、20段くらいまで、目標にして、遊び感覚で行えます。

 英語学習で、最も単純で、かつ、困難なことは、多数の単語を覚えることです。 この中には、2千?3千の連語も含まれます。
 これらを、文字だけでなく、音からも身につけるとなると、まさに、毎日々の継続学習しかありません。 日本国内で、普通の公立学校に通って、これを実現しようとすれば、いくら効率的な方法を取り入れたとしても、10年以上は必要でしょう。 もし、中学生から、英語を始めたとしたら、高校まで6年、大学卒業時まで、かかってしまいます。 大学生は、外語大の生徒は別として、ほとんどの学生は、毎日々、英語の勉強などしないでしょう。 となると、これは、見果てぬ夢に終わります。 実際、英検の受験状況をみても、大学生には、期待できません。 ただし、英語の教職課程を取る学生が熱心であるのは、当然ですが。

 だからこそ、小学生からの英語学習が必要となってきます。 小学生低学年から始めて、高校終了時までに、準1級以上の英語力を獲得するべきだと考えます。 小学生なら、初期の英語の学習内容に、自然に入ることができます。 中学生では、子供っぽいような英単語も、小学生低学年には、新鮮です。何の抵抗もありません。

 3年生で5級、4年生で、4級、6年生までに3級を合格するように、学習計画を立てて、進めれば、一年々、目標が有って、学習にメリハリができます。それが、継続のコツなのです。
 試しに、5級に合格すれば、子供のやる気は、いっきに変わってきます。

 小学校では、宿題が出ます。 ケド、カド と呼んでいる、計算ドリル、漢字ドリルです。先生にもよるのでしょうが、多いときは、30分以上かかります。 これは、毎日の継続学習になります。 こどもが、きちんと、この宿題を済ませることが出来ていれば、まず、学習習慣が付いているから、安心です。
 この、ケド、カド に、英語の15分を加えます。 毎日、15分で出来る内容です。
 ケド、カド が、できる子なら、大丈夫です。 英語の継続も可能です。

 英語の学習は、小学生の場合、始めたなら、5級合格までは、決して中断しては、いけません。 事情が有って、半月、1ヵ月なら、良いのですが、1年、2年と、空白を作ると、再開するのには、倍以上のエネルギーが必要となります。 まず、小学生では、やる気が出てきません。“まだ、やらなくても良い” と言った、言い訳ができるからです。高学年の子には、母親の影響力は、低下しています。

 だから、低学年生の内に、5級に合格して、本人のやる気・意欲を起こさせることが、必要なのです。
 このハードルをうまくクリアできれば、以後、10年間の、高い目標に向けた継続学習が、可能になってきます。

 まず、5級合格を目指す(子供の意思が必要)、その為に、受験時期を子供と相談して決定、学習計画を作成して、その実行、お母さんは、毎日実行されたかどうかの確認。
 特別の理由が無い限り、やらない子には、それをやるようになるまでは、うるさく言う。(簡単に出きる内容だから)
 習慣ができるまでは、子供ににらまれても、我慢してください。

以上、こどもの英語継続学習のコツです。

 5級チャレンジ用の、学習CD(小学生1st STAGE 2000)、御希望の方は、メールで請求して下さい。 送り先と、学習CD請求 と書いてください。 (要・送材料費?400円)
※非売品で、個人の学習に限って、利用できます。
 内容は、以下のホームページで、体験学習できます(ホームページの制約上、一部省略されています)。

 御意見、御質問 多数御願いします。

http://www.ne.jp/asahi/21/on-net/stage2000.html
21onnet
投稿日時: 2007/5/20 17:37
常連さん
登録日: 2005/12/10
居住地:
投稿: 44
Re: 家庭でできる小学生の英語
21onnet@heart.email.ne.jp

小学生の英語学習時間数

 現在の学習指導要領では、中学校で、年間?105単位時間(50分授業)が、英語に定められています。 週?3回 の授業です。
 また、英語教育に熱心な私立中学では、その倍以上、の時間数を割り当てています。

 公立小学校では、英語教育特区 に認定された地域・自治体では、東京の足立区のように、5年生から、中学校並みの週3回 の英語授業を行う所もあります。
 しかし、平均的な時間数は、週1回 年?35単位時間(45分授業)のあたりです。

 ただし、これは、特区認定された小学校であって、一般の小学校の場合は、月1回程度がほとんどです。年間にして、15単位時間、忘れた頃に英語の勉強、と言えるでしょう。

 さて、幼児・小学生の子供を英語教室に通わせている、お母さん達、例えば、小1年生の場合、週1回の英語勉強で、英検5級に合格するには、どれ位の期間が必要だと思いますか? ・・・・・・
 試しに、中1年生の授業時間数と比較してみれば、単純計算でも、3年かかります。
 なぜなら、単語数600語レベルで、主に中1の内容ですから、予定通りに進んだとして、週1回では、3年間が必要になってきます(実際には、それ以上、5?6年 かかると思われます)。

 具体的な例をみてみますと、石川県金沢市は、小・中 英語の一貫教育を実施していますが、小学校では、1?2年生?月1回  3?6年生 は、週1回 の英語授業を行っています。 また、授業内容も、中学校と連携して、カリキュラム作成しています。全国でも、英語教育に熱心な自治体でしょう。

 この金沢市に、私立・北陸学院小学校が、ありますが、英語教育への取り組みは、長い伝統を伴って、ことさら力を入れています。
 1年生?6年生まで、週2回の英語授業で、年間70単位時間、6年間で、420時間を使っています。 公立の英語特区校の2倍以上です。
 この、北陸学院小学校では、5年生・6年生の希望者に英検を受験させますが、受験するグレイドは、5級です。
 そうなると、簡単に、英検5級とは、小学生の場合は、言えません。

 中学生で、105時間、家庭での予・復習を考えれば、150時間は越える英語学習を、小学生低学年の子なら、倍の300時間を充てても、十分とは言えないでしょう。
 300時間なら、週3回、3年間も英語教室に通わせなければなりません。普通の家庭では、とても無理な数字です。

 ただ、英語教室任せでなく、家庭で毎日学習できる方法を、自分達で取り入れない限り、この学習時間数は、小学生には、生まれてきません。

 となると、後は、そのような、子供が無理なく、毎日続けられる学習教材と、システムを探し出すことに、親の努力は行き着きます。 運良く、そのような教材に出会うことができれば、子供は、必ず、英語の得意な子になれると思います。
 一番、確実なのは、そのような結果を挙げた家庭を参考にすることですが、その際、特別な英語学習環境を備えた家庭では、全く参考価値は、ありません。 そっくり、真似できるのなら、良いのですが・・・

 よく、英語の学習の最初は、楽しく・・・ と言われます。 確かに、最初の数ヶ月は、楽しく学べるものが良いでしょう。 しかし、英検5級のレベルであっても、途中からは、楽しい の意味が違ってきます。子供にとって、継続がいやになる時もでてきます。 英語の遊びから、すぐに英語の学びへと、変化するからです。
 しかし、“できない” のと、“しない” のは、全く別のことになります。 できない のは、使っている教材や、システムに問題がありますが、しない のは、環境や、子供の性格・心の問題です。
 しない のであれば、環境を整え、させなければなりません。 無理強いは、できませんが、よく話して、毎日15分の英語勉強を納得させてあげてください。 10歳未満の内は、誰でも、英語ができたらいいな と、素直に思います。 お母さんは、それができる環境作りに努力しましょう。

 以下に紹介する教材は、英検5級チャレンジ用の無料教材です。
 ホームページで試して、CD を御請求ください(要?送・材料費 400円)。

http://www.ne.jp/asahi/21/on-net/stage2000.html
21onnet
投稿日時: 2007/6/9 17:12
常連さん
登録日: 2005/12/10
居住地:
投稿: 44
Re: 家庭でできる小学生の英語
なぜ、小学生で英検3級、中学生で英検2級なのか?

日本の子供が、数年間の海外生活をおくることなく、英語(外国語)を身に付けようとすると、どうしても、学校や、家庭で、カリキュラムに従った学習の形で勉強することになります。
限られた学習時間で、基礎的な内容を確実に理解しようとすれば、この形が最も効果的であることは確かです。
そして、英語の基礎を一通り学ぶ為に、6年間を充てるのも、納得できます。

ただ、疑問なのは、中学から始めて、高校(進学率100%に近い)で終ることです。
中学で、基礎(英検3級)、高校で初級(英検2級) が、現行のカリキュラムになっています。
これでは、高校を卒業しても、実用的な英語力には、届きません。英語学習方法についての基礎的な知識を身に付けたに過ぎません。意欲さえあれば、自学できる段階です。
しかし、小学校から始めて、10年間のカリキュラムを作れば、自学の部分まで、学校で、規則的、継続的に、サポートが可能になります。 ほとんどの生徒に、十分な実用英語力のレベルを達成できます。

ここで言う所の実用的な英語力とは、論より証拠、具体的に体験すれば、良く判ります。
“Living On Earth” は、地球・生物・環境問題 のサイトですが、英文と音声があります。これを読んだり、聞いたりして、大筋理解できれば、合格です。

http://www.loe.org/

後は、毎日、時間を作って、これらのサイトを開き、英語に接していけば、語彙も増え、耳も慣れて来ます。
しかし、2級レベルでは、まだ、ついて行けません。 文章も、知らない単語が、かなり有るでしょうし、リスニングとなると、文章を目で追うのが精一杯でしょう。
でも、2級の生徒なら、1年、2年、学習を続ける内に、必ず、できるようになります。
つまり、2級レベルであれば、さらに、2?3年、学習を続けさえすれば(規則正しい毎日の継続)、1級レベルに間違い無く、到達できると言えます。 高校生なら、それができます。
であれば、中学までに、2級レベルになれば、高校で1級 の道筋ができてきます。

基礎、初級の段階では、文法は、不可欠です。 文法理解があるからこそ、学習進展の効率も上がり、進み具合も確認できます。 段階的に、自分の英語力に自信を持つことができます。 そして、このような学習形体は、学校での勉強に、最も合っています。
その点で見るなら、何かと批判される現行の学校英語は、決して間違ってはいないのです。 ただ、そこで終了してしまうから、ほんの極一部の生徒を除いて、その後の実践応用学習に至ることができない結果になっています。 つまり、使えない、役に立たない・・・の批判を受ける、残念な現在の状況結果です。

これを変えるには、小学生で3級、中学生で2級 の英語力を付ける以外に、日本のほとんどの高校生が、優れた英語力を獲得する道はないのです。
しかし、まだそれは、賛否入り乱れた議論の最中で、制度になっていません。
このままでは、“百年河清を待つ” ことになるやもしれません。
現実に、就学児童を持つ親としては、待っていては、我が子に何もできません。自分達で、進む以外にないでしょう。

“3?4才から、英語を学ばせている” そうお答えになるお母さんも、多くおられることでしょうが、大切なのは、何才から英語を始めたか・・・、ではなく、小学生で英検3級に合格できる力があるかどうか、なのです。
もう、何年も前から、幼少時から英語に接する子供は、増えています。
一度、周りのお子さん達で、確かめてみたらよいでしょう。
小学生で英検3級 に合格した子供がいるかどうか・・・
現実には、ほとんどいませんよ。
キッズ英語は、キッズ英語で終わります。 そこから先、3級までの目標を立てない限り、決して、力は付きません。
子供が、小学生になったら、覚悟を決めて、目標を定め、英検チャレンジを開始してください。
http://www.loe.org/
21onnet
投稿日時: 2007/6/15 16:52
常連さん
登録日: 2005/12/10
居住地:
投稿: 44
Re: 家庭でできる小学生の英語
子供達の将来は?

今、日本のあちこちで、日系二世・三世の子供達の就学が増えています。
企業が、日系外国人の大量受け入れに動き、そのような企業城下町では、新入学児童の数が、日本人の子供より多いケースも見受けられます。
経済が、確実にグローバル化した証です。
世界のボーダレス、グローバル化 と共に、当然、国際語としての英語の必要性も、加速度的に増していく訳で、今後の日本は、就職事情も、英語のできる者と、できない者とに、2分されることになるでしょう。
企業内においても、ある程度以上の英語が必要な分野と、必要としない分野で、採用計画そのものが、分けて作られるようになります。
確かに、日本国内向けの営業活動、あるいは、サービス、国内での工場生産労働などでは、英語は、ほとんど必要ありません。しかし、単純労働・生産労働 などには、外国人労働者の受け入れが進み、その分野での日本人若年労働者の雇用は、減少して行きます。
高度な技術労働者、エンジニア などに対応できる能力をつけなければ、高い収入、希望する労働条件が、かないません。
また、海外への出張や、赴任などが、ほとんどの会社、職場で、日常化してきます。英語力の度合いが、仕事での能力発揮の必要条件になってきます。

全ての子供達が、決して英語を必要とする訳では、ありませんが、少なくても、半数、あるいは、それ以上は、要求される環境に、将来なると思われます。
もし、日本人で、その人的需要に対応できなければ、企業は、それらの分野にも、多数の外国人・アジア人を採用するでしょう。
ハイスクール以上を卒業した彼らのほとんどは、高い英語力を有しています。企業にとっては、グローバル経済の即戦力になりうる人材と言えます。
私達、日本人としては、それは、いささか、淋しい未来です。

しかし、現状は、危機感も乏しく、資格や教養、受験、就職に有利… 程度の感覚ですませています。英語教育の現場が、まさに、この旧態依然の感覚麻痺に陥っていることが、致命的な問題と言えます。

教育は、10年、20年後の子供達の将来に向けた先行投資です。以前は、国家100年の大計 などと言われました。現在は、時代の進度は、比較にならない速さですから、10年、20年のプロジェクトでしょう。
しかし、英語教育に関する限り、国民にその意識はありません。

10年後、20年後を考えてみてください。少子化、高齢化で、日本は、世界史上に類を見ない、超高齢国家になります。年金生活者が、人口の多くの部分を占めることになるでしょう。このまま推移すれば、国内における生産性は、著しく低下します。
当然、税収入は、低下します。国家の財政は、窮乏の一途をたどることになります。まさに、国家の夕張化です。

これを回避するには、若年労働者の高収入を実現する以外に、方法は無いのです。現在のレートで3倍、4倍の収入を得られるようにすれば、高額の税を払うことができます。
もちろん、それには、収入に見合った能力が必要なことは、言うまでもありません。
若者の半数は、今で言う所の、人並みの収入、人並みの能力かもしれませんが、しかし、残りの半数は、その何倍もの高額の所得収入を実現する必要があるのです。
それができなければ、福祉国家など、夢物語です。今の北朝鮮ほどではないにしても、それに近い状態に陥るかもしれません。まさに、日本社会は、果ての無い老人地獄の始まりです。

これから、益々厳しくなる国際競争、グローバル経済の中で、困窮、疲弊から、国民の生活を守るのは、一にも二にも人材です。
日本にとって、その鍵の一つが若者の英語力 であることを認識してください。

このような意見を述べると、若者は、納得できないかもしれません。しかし、あえて、彼らに、ある詩人の一文の抜粋を送って、答えに代えさせていただきます。

“我らも、また 渚の砂の一片、 ゆえに問う無かれ、 誰がために鐘は鳴るやと、そは、汝がために鳴るなれば。”

今様の表現で言えば、“ひとりの悲しみは、みんなの悲しみ。  ひとりの歓びは、みんなの歓び。”でしょうか? お互いが、支え合う社会です。

21世紀は、君達の時代、若者には、大きな希望をもって、おもいっきり、21世紀を生きてほしいですね。
21onnet
投稿日時: 2007/6/21 15:31
常連さん
登録日: 2005/12/10
居住地:
投稿: 44
Re: 家庭でできる小学生の英語

早期英語教育と英語耳の誤解

よく、英語教材販売のセールス担当者などが、“英語耳が出来上がるのは、乳幼児期”と力説し、乳幼児からの英語教育の必要性を強調します。
しかし、これには、大きな誤解があることを指摘しなければなりません。
白百合女子大学教授?秦野 悦子氏 は、第24回母子健康協会シンポジウムでの講演で、次のように述べておられます。

「ここで、音韻体系の発達と音声の発達について、簡単に紹介しましょう。音韻体系の発達は、音声特有に働く知覚認知機構の存在とその発達が前提となります。音韻は音声の最も小さな単位です。乳児は生まれた直後から微細な音に違いを聞き分けられ、世界中のどの言語にも適応できる音韻知覚能力あります。ところが、育ってくるうちに、母音は生後六ヵ月、子音は生後十ヵ月には、母語の音声のみを聞き分け可能となります。つまり、子どもは言葉を使い始める頃には、母語に存在しない音韻の違いは聞き分けられなくなるというのです。
 発達が常に新しい能力を獲得することだけにあるのでなく、音韻体系の発達は、すでに持っている能力を失うことによって母語の言語体系に適応していくことが分かり、興味深いことです。」

つまり、生後10ヶ月を過ぎれば、日本で生まれ育った子供は、英語や、その他の外国語に特有の音は、聞き分けられなくなる訳です。
母音 と言えば、日本語では、あいうえお の五音 ですが、英語は、それに比べてかなり複雑です。
body – 米音 では、バディ 日本語の あ に近い音です。母音単独での音 となると、act 、apple 、の ア  と、  up 、uncle の ア  は、全く別の音です。
この2つの ア の音を、会話中に、自動的に瞬時に聞き分ける能力は、10ヶ月を過ぎると、もう、身に付けていないことになります。 日本人にとっては、多少の曖昧さを感じながら、共に ア で、受け取ります。
しかし、話す際に発音する時は、区別できますし、リスニングにおいても、ほとんど、これと言った支障は、ありません。

もし、英語耳も、日本語耳も、共に、子供に付けさせたいと願うなら、生まれる前から、英語と日本語を、半々で、聞かせる環境を整える必要があります。
そんな事が、可能ですか?

このシンポジウムの内容は、現在でも、ネットで、読む事ができますが、これを読むと、乳幼児にとって、言葉の発達で、最も重要なことは、母親の語りかけ、身振り手振りを含めた、子供への応対(意思のキャッチボール)だそうです。
それを、英語と日本語の半々で行うのでしょうか…?

ナンセンス! の一語です。得るものは無く、失うものは甚大です。
(バイリンガルは、5才を過ぎてからでも、十分可能です。)
くれぐれも、この様な錯誤に、陥らないように御注意願います。

母子健康協会のアドレスを記しておきますから、関心のある方は、御読み下さい。


http://www.glico.co.jp/boshi/
21onnet
投稿日時: 2007/6/27 14:21
常連さん
登録日: 2005/12/10
居住地:
投稿: 44
Re: 家庭でできる小学生の英語

英語のできる子、できない子

子供にとって、英語ができれば、将来、とても有利になることは、誰も異論のないところです。
しかし、できないからと言って、そんなに悲観することもない と、大抵の親は、思っています。

確かに、これまでは、そうでした。 できる子が少なかったから。
入試の為の英語勉強だけで、特別、英語を仕事にする訳でもないから、そこそこできれば良い が、一般的な考えでした。

しかし、これからの10年、この考えは、とんでもない間違いであることが、証明されます。
子供達は、やがて学生期間を終了して、社会に出ます。社会に出ると言うことは、大抵の子にとって、就職を意味します。そこで、待ち受けている現実は何でしょうか? 予想できますか?

10年後、企業にとって、人材条件の基本に、語学力・英語・中国語 が、入っています。
他の何よりも、まず、英語力 なのです。そして、中国語。
これら2つは、専門ではなく、基本として、要求される能力となります。

これら2つの能力を持たない子は、初めての就職段階で、厳しい現実に直面するでしょう。多くの希望分野で、門前払いの扱いです。
社会の入口で、かなりの道が、閉ざされてしまう訳です。

この事は、今の日本社会だけを見ていると、ピンとこないかもしれません。少子化で、若者の数が減少して行くから、就職は、売り手市場になる…と想像できるからです。
確かに、日本の若者は、減少して行きます。 しかし、アジアの若者は、増加しています。 企業にとって、人材は、日本人に限る必要はないのです。

これからの企業は、余程、特殊性のある分野以外、学歴、など、評価の対象にしないでしょう。
まず、問われるのは、グローバル経済・ビジネス に対応できる基本能力が、あるかどうか、これが、最初の判断基準になると考えます。その他の事は、採用してから、いくらでも経験させることができます。

グローバル経済が、飛躍的に発展する10年後、就職時の採用の条件としては、一にも二にも、実用的な語学力 となります。そして、このことは、その時なってからでは、間に合いません。対応不能です。

だから、私は、警鐘を鳴らしています。 小学生で、現在の中学生レベルの英語を済ませておくべきだと。 英検3級に合格しておくべきだと主張しています。 でないと、次のステップに進めないからです。

多くの児童英語教室、幼児を対象とした英語教室などが有りますが、上に述べた認識を有して活動している教室、団体は、あまりにも数少ないのが、現実です。
明確な認識が無ければ、活動もあいまいになり、効果は生まれません。所詮、ブームに咲いているアダ花です。見かけの花は、綺麗でも、決して、実を付けることはないでしょう。

あるコマーシャルソングが、思い浮かびます。
“この?木、何の木? 気になる木”

今後10年、これまでに見たこともない時代だから、見たこともない“英語の木”なら、必ず、素晴らしい花を咲かせ、大きな英語の実をつけるはずです。

多くの小学生が、英検3級、 これは、確かに、“今まで見たこともない木” です。そのことに、本気になって、懸命に取り組めば、そのエネルギーこそが、花を咲かせ 実を結ばせるのではないでしょうか。
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