9月15日(土)、春日井市総合福祉センター大ホールで春日井市ボランティア大会が行なわれました。
今年は春日井を中心に活動している災害支援ボランティアグループ3団体の代表者を招いての
シンポジウムが行なわれました。東日本大震災が発生して以降、各地で防災系の
シンポジウムが行なわれるようになりました。このようなシンポジウムによく行っていますが、
震災で被災した障がい当事者を招いて当時の被災体験や被災地の障がい者の
生活の様子を聴くものが多かったので、震災支援のボランティアの人たちの話を聴くのは初めてでした。
今回参加した災害ボランティアグループは、
・春日井市災害ボランティアコーディネーター連絡会
http://kasugai.genki365.net/gnkk06/mypage/index.php?gid=G0000041
・愛知人(ai-chi-jin)
http://ai-chi-jin.comuf.com/
・雨にも負けずプロジェクト
http://amepro.org/
以上の3団体でした。
春日井市災害ボランティアコーディネーター連絡会は春日井市を拠点に
災害ボランティアコーディネーター養成講座を開催したり、防災をテーマにした
寸劇を披露したりするなど、防災の啓発活動を行なっています。
以前、代表の方が「災害時に障がい当事者が困ることはどんなことなのか」と
訊きに来たくらいに、この団体はスキルアップもしっかりやっているんだなと思いました。
愛知人(ai-chi-jin)は東日本大震災がきっかけで誕生したグループで災害救助、
災害派遣、支援物資の配送、炊き出しなどを行なっています。震災の支援活動はもちろん、
水害があった春日井市や紀伊半島にも災害派遣に行くなど、活動は積極的です。
メンバーの大半は震災前にはこれといったボランティアをしていなかった人たちで、
愛知人で初めてボランティア活動をした人たちもいるそうです。
雨にも負けずプロジェクトは東日本大震災の被災地の復旧、復興を継続的に支援し、
人々の心が明るく、前向きになれるような活動を行なっています。原発事故によって
不自由な生活をしている福島の子供たちを休みごとに愛知へ一時疎開させる
「福島っ子キャンプ」、日本中、世界中から被災地へ思いやりの心を届ける
「1万通の心のラブレター」、福島や東北の現状を伝え、「共に生き支えあう」
大切さを考えていただく講演などを展開しています。
3団体の代表者たちはグループでの活動内容を紹介したり、どんな気持ちで
ボランティア活動をしているのかということをお話ししたり、これから
災害ボランティアをする人たちへのメッセージを伝えたりするなどして、
災害ボランティアの大切さについて熱く語っていました。
投稿者 | スレッド |
---|